縮毛矯正で起こる「根元折れ」とは?原因と直し方を美容師が解説

2025.09.08

縮毛矯正を受けた後に「根元が折れてしまった」「一部だけ折れてチクチクする」といったお悩みを抱える方は少なくありません。
根元折れは放置すると切れ毛やダメージにつながるため、早めの対応が大切です。

この記事では、美容師の視点から「根元折れとは何か」「なぜ起こるのか」「どう直すのか」を解説し、安心して美容室に相談できるようにご案内します。

根元折れとは?

根元折れとは、縮毛矯正後に髪の根元付近が折れ曲がったように変形してしまう状態のことを指します。
見た目にも不自然な段差ができたり、指通りが悪くなったりするのが特徴です。
特に前髪や表面など目立つ部分に起こると、お客様からのクレームや不満にもつながりやすい現象です。

なぜ根元折れが起きるのか

主な原因には以下のようなものがあります。

  • 薬剤の塗布位置が根元に近すぎた
  • アイロンの温度や角度が適切でなかった
  • 毛質に対して薬剤が強すぎた
  • 施術後のケア不足による乾燥やダメージ

根元折れを放置するとどうなる?

根元折れをそのままにすると、髪が切れるリスクやチリつきが広がるリスクがあります。
また、見た目のツヤ感が失われるため、せっかくの縮毛矯正の仕上がりも台無しになってしまいます。
気になる部分を無理にアイロンで直そうとするのも逆効果で、さらにダメージを悪化させる可能性があります。

根元折れを直す方法

根元折れが起きてしまった場合は、以下の方法で対応できます。

  • 早めに施術を受けた美容室へ相談する
  • 必要に応じて部分的に矯正をやり直す
  • 集中トリートメントで保湿・補修を行う
  • 美容師の判断で数週間経過後に再施術する場合もある

美容室で相談すべきタイミング

「1週間以内」であれば、施術した美容室で無料対応やお直しをしてもらえるケースが多くあります。
また、万が一返金対応や再施術の相談になる場合も、自己判断で放置せずに必ず美容師に状況を伝えることが大切です。
画像を撮って持参すれば、よりスムーズに状況を伝えることができます。

根元折れを防ぐためにできること

  • 信頼できる美容室・美容師を選ぶ
  • 根元から1cm程度あけて薬剤を塗布するのが基本
  • アフターケアで保湿力の高いトリートメントを使う
  • 定期的なメンテナンスで髪の状態をチェックする

まとめ:根元折れは美容室で直せます

縮毛矯正の根元折れは、放置せずに美容師に相談すれば改善可能です。 「根元折れかな?」と感じたら、自己処理はせずに早めにサロンへ
当店では経験豊富なスタッフが、一人ひとりの髪質に合わせて丁寧に施術いたします。
気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

ご予約はコチラから!