縮毛矯正後のセット完全ガイド|いつからOK?

2025.08.25

縮毛矯正をかけた後の「セット」は、かける前と同じやり方ではうまくいかないことがあります。

そこで本記事では、来店前に「セットしていくべきか」、いつからスタイリングできるのか、具体的なやり方やメンズ・前髪のコツ、ワックスやアイロンの使い方まで、美容室目線で丁寧に解説します。
最短でキレイに決まる手順と失敗しやすいポイントをまとめました

来店前:縮毛矯正をかける日に「セットしていく?」

基本は「普段のまま」でご来店いただくのがおすすめです
日常のうねり方やボリュームの出方が分かると、薬剤選定やアイロン温度の精度が上がるからです。

  • 普段の乾かし方で、スタイリング剤はつけないか、ごく少量にとどめましょう。
  • アイロンで強く伸ばしたり、ハードスプレーで固めたりするのは避けましょう。
  • 仕上がりイメージの写真があれば、ぜひお持ちください。

縮毛矯正後はいつからセットできる?|時系列で分かるタイムライン

髪の状態は個人差がありますが、目安は次のとおりです。
迷ったら当店の担当スタイリストにその場でご相談ください

時期OKNGポイント
当日〜24時間乾かすだけのナチュラル仕上げワックス・オイル大量使用、ヘアアイロン、きつい結び目雨や汗で濡れたらすぐ優しく乾かすと形が安定します。
24〜48時間軽いブロー、柔らかいヘアバンド長時間の帽子・タイトな結び、強いクセ付け髪に折れ跡がつかないようにふんわり留めましょう。
48時間以降ワックス・バーム・スプレー、コテ・アイロンの使用高温連続当て、同じ場所の挟み込み必ずヒートプロテクターを使用し、低〜中温で素早く通します。

基本のセット方法(やり方)|ドライ→方向付け→仕上げの3ステップ

①タオルドライ後に根元を先に乾かす
頭頂部から前後左右へ風を当て、根元の向きを整えるとボリュームコントロールが簡単になります。

②毛先は引っ張らずに「内側へ丸める」気持ちでブロー
矯正毛は過度なテンションをかけず、ブラシは小刻みに動かすとツヤが出ます。

③冷風でキープ
最後に冷風を全体に当てると、形とツヤが定着します。

仕上げ剤は「手のひらに薄くのばしてから全体へ」がお約束です。
つけすぎると束が重くなり、矯正のサラサラ感が損なわれます。

メンズの「セットできる」即効テク

  • トップふんわり×サイド抑えの黄金比を意識しましょう。
  • ドライ時に分け目をジグザグにとると、地肌が見えにくく自然なボリュームが出ます。
  • ワックスは米粒〜小指の第一関節量を目安に、手のひらで完全に透明化してから全体になじませます。
  • 最後に手のひらに残った分で前髪を軽く整えると重くなりません。
  • 前髪は「下→上→斜め前」へスライドさせると、直線すぎない自然なラインになります

前髪の扱い方|シースルーも流し前髪も艶っぽく

  • 乾かす前に根元を左右に小刻みに振り、根元の生えグセをオフにします。
  • 流し前髪は、根元を反対側へブロー→冷風で固定→表面を軽く戻す順で行います。
  • シースルーバングは、内側の一束だけCカールをゆるく作るとエアリー感が長持ちします。
  • 仕上げはバームを指先に少量取り、毛先だけにつまむようにつけます。

ワックス・スタイリング剤の選び方

種類こんな方に特徴
クリームワックス自然な束感とツヤを両立したいのびが良くムラになりにくいので初心者も扱いやすいです。
マット(クレイ)メンズの立体感、軽い質感ボリュームを出しやすい反面、つけすぎると白浮きするので少量からが基本です。
ジェル収まりとツヤを強く出したい速乾なので形を決めてから一気につけます。
バーム・オイル「セットなし」でも整えて見せたい手ぐしで整えながら自然な濡れ感を出せます。
スプレー湿気で崩れやすい方仕上げの一吹きでキープ力が段違いになります。

矯正毛は重いオイルのつけすぎでペタンとしやすいので、量は常に「少なめ」から調整しましょう

アイロン・コテの使い方|「通す回数」と「温度」が命

  • 48時間以降、必ずヒートプロテクトをつけてから低〜中温で素早く通します。
  • 同じ場所を何度も挟まず、1〜2回で形を決める意識が大切です。
  • CカールやJカールは毛先だけを内・外にワンカールして、冷風で固定すると長持ちします。

温度より「通す時間と回数」を短くする方がダメージを抑えられます

「セットなし」でも整う|朝60秒ルーティン

  1. 根元だけ霧吹きで軽く湿らせます。
  2. 分け目をずらし、前→後ろへドライヤーで一方向に風を流します。
  3. 冷風で全体をなでてツヤを固定し、前髪のみバームをほんの少量。

これだけで「何もしていないのに整って見える」状態が作れます。

家族やパートナーへの「説得」ポイント

  • 朝の支度時間が短縮され、清潔感が安定します。
  • 雨や湿気でも髪型が崩れにくく、仕事や学校の印象管理がしやすくなります。
  • ダメージ配慮の薬剤や前髪・顔周りだけのポイント矯正も選べます。
  • 当店では履歴や髪質を見たパーソナライズ設計で安全第一の施術を行います。

よくある質問(FAQ)

Q.縮毛矯正後、いつからワックスやアイロンでセットできますか?
A.目安は48時間以降です。
不安な方は初回だけは控えめにし、当店でのアフターケア相談をご活用ください。

Q.メンズでも自然に動くセットは可能ですか?
A.可能です。
根元のドライで方向付けを行い、軽めのワックスでトップにだけ束感を足すのがコツです。

Q.前髪がまっすぐになりすぎます。どうすればいいですか?
A.根元は反対方向にブローし、毛先だけ軽くCカールをつけて冷風固定しましょう。
仕上げは指先バームで毛先のみが鉄則です。

Q.「セットなし」で出かけても大丈夫?
A.はい、乾かし方を工夫すれば十分整います。
根元→毛先→冷風の順で乾かすだけで、清潔感が出ます。

サロンでできること&ご予約のご案内

  • 髪質・履歴を見た薬剤コントロールと温度設計で、ダメージを最小限に抑えます。
  • 前髪・顔周りだけのポイント縮毛、根元リタッチ、メンズ特化のボリューム調整も対応します。
  • お持ちのスタイリング剤やアイロンの使い方を、その場で一緒に確認できます。

「自分の髪で上手くいくセット方法」を、私たちがマンツーマンでご提案します
カウンセリングだけでもお気軽にご相談ください。
ご予約はWEBから承ります。