縮毛矯正をしたのにうねりが残るときは?原因と対処法|前髪・アイロンのコツと返金より“お直し”がおすすめな理由

2025.08.12

縮毛矯正をしたのに、鏡を見るとまだうねりが残っていて不安になることはありますよね。
実は、「縮毛矯正でうねりが残る=失敗」とは限らず、髪質や履歴による“反応差”が原因のことも多いです。

まずは症状を正確に伝えて、施術を受けた美容室で再評価を受けることが解決の近道です。
返金を考える前に、髪の負担を最小限にする「お直し(部分的な再施術)」の選択肢を検討しましょう。
この記事では「うねりが残る」の原因とサロンでの対応、自宅での一時的なアイロン対処、前髪の直し方、返金に関する考え方までわかりやすくご紹介します。

なぜ「うねりが残る」のか(主な原因)

うねりが残る背景には、技術だけでなく髪そのものの性質も関係します。
以下は代表的な要因です。

  • 髪の部位ごとの硬さや癖の強さに差があり、薬剤の反応が均一にならなかったケース
  • 根元・中間・毛先で必要な薬剤パワーや時間が異なり、特定部位のみ作用が弱かったケース
  • アイロン操作時のテンションや角度、熱の当たり方の違いが仕上がりの差につながったケース
  • 既染部のダメージや多孔化によって、表面は伸びても内側に残り癖が出るケース
  • 生えぐせ・汗・皮脂の影響を受けやすい前髪は、特にうねりが戻りやすい部位

自己判断で同日に薬剤を重ねたり、高温のアイロンで強くプレスすることはダメージを加速させるため避けましょう。

症状別:考えられる原因とサロンでの解決策(早見表)

症状考えられる原因サロンでの解決策
根元〜中間にうねりが残る薬剤の届きや時間配分が部位ごとに最適化されていない根元リタッチと塗布設計の見直しでピンポイントに再施術
前髪だけ戻りやすい体温・汗・産毛の影響や生えぐせ温度とテンションを精密管理した部分矯正や微酸性領域での調整
表面がポワつくダメージ由来の短い毛や湿気の影響酸熱トリートメント併用やカット微調整で表面を整える
毛先がハネる・曲がるアイロンワークや中和タイミングの差毛先はストカールやブロー矯正で柔らかく内に収める
片側だけうねる生えぐせや乾かし方の方向性ドライの方向指導と必要部位のみの部分矯正

前髪のうねりが残ったら(サロン目線の正解とホームケア)

前髪は顔まわりの体温・汗・皮脂の影響を強く受け、産毛や細い毛が混在するため反応差が出やすい部位です。
サロンでは、幅や厚みの取り方、うぶ毛の処理、分け目の設計を含めて再調整します。
「前髪だけ気になる」という場合は部分矯正での“お直し”が負担もコストも最小限になりやすいです。

ご自宅では、以下を試してみてください。

  1. 根元をしっかり濡らし、前方向に引き出してドライヤーで根元の地肌を乾かすイメージで乾かします。
  2. 分け目を一旦リセットし、左右から交差させるように風を当てて生えぐせをフラットにします。
  3. 仕上げに冷風でキューティクルを閉じ、形を固定します。

アイロンを使う場合は130〜150℃を目安に、毛束を薄く取り、根元は浮かせず一回でスッと通すだけにとどめます。
濡れたままの状態や高温での何度もプレスは避けてください。

返金はできるの?美容室の考え方

返金の可否はサロンの規定により異なります。
多くの美容室では技術保証の範囲で「お直し」を優先し、再評価のうえ必要部位のみの再施術でリスクを最小化します。
返金よりもお直しを推奨する理由は、髪の状態を改善しつつ期待の仕上がりに近づける実質的な解決策だからです。
万一のトラブル時は、来店日・メニュー・気になる部位の写真などを共有すると話がスムーズです。

自宅でできる一時対処(アイロン)の正しいコツ

  • 必ず完全ドライで行い、オイルやミルクは熱保護効果のある少量にとどめます。
  • 温度は低めから試し、同じ箇所を往復しないように一回通しを基本にします。
  • 根元は頭皮を軽く押さえてテンションを均一にし、毛先は内に入れる程度に収めます。
  • うねりが強い日は、ドライヤーで根元リセット→低温アイロンで仕上げの順に行います。

アイロンはあくまで応急処置ですので、状態確認と長期的な解決はサロンにご相談ください。

当店の「お直し」ポリシーとご来店時の流れ

  1. カウンセリングで生活環境・スタイリング習慣・既施術履歴をヒアリングします。
  2. うねりの地図化(どの幅・どの深さで残っているか)を行い、部分ごとの薬剤設計を組み立てます。
  3. 必要部位のみピンポイントで再施術し、前髪は幅と厚みの再設計で持ちと見え方を最適化します。
  4. ドライとアイロンの再現レクチャーを行い、次回以降のメンテナンス計画をご提案します。

保証期間内での“お直し”をご用意していますので、遠慮なくまずは状態をお知らせください。

よくある質問(FAQ)

Q.同日に再施術しても大丈夫ですか。
A.髪の状態次第ですので、必ずプロの診断を受けてから判断します。
Q.前髪だけの縮毛矯正はできますか。
A.可能です。前髪は部分矯正での微調整が効果的で、負担も抑えられます。
Q.アイロン何度が良いですか。
A.ご自宅では130〜150℃を目安にし、同じ箇所を繰り返しプレスしないことが大切です。
Q.返金は対応していますか。
A.サロンの規定によりますが、まずは技術保証の範囲で“お直し”をご案内するのが一般的です。

まずはお気軽にご相談ください

「うねりが残る」お悩みは、正確な診断と部分的な再施術で解決できる可能性が高いです。
前髪のうねりやアイロンの使い方まで、日常ケアも含めて丁寧にサポートします。
気になる方は、ぜひご予約をお待ちしております。

ご予約・ご相談はこちら

まとめ

  • 「縮毛矯正の後にうねりが残る」は珍しくなく、的確な“お直し”で改善が見込めます。
  • 前髪は特に戻りやすいため、部分矯正とホームケアの両輪で整えましょう。
  • アイロンは低温・一回通しを基本にして応急処置として活用します。
  • 返金の前に、まずは保証内の再評価とお直しをご相談ください。